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なめ猫

2020/8/15 土曜日

当社は昭和56年(1981年)なめ猫製品を販売している会社から、パウチ(ラミネート)カードの加工、ステッカーや下敷きの袋入れの仕事を頂いていました。

その年の9月にパウチ加工の依頼が最初にあり、こんなもの売れるのかな?と言うのが最初の印象でした。

それから一週間位して上野に行く機会が有り、店頭にあるなめ猫のカードを女学生が大変興味を持って見ている姿を見て、これは売れるのかと思った印象が今にも鮮やかに思い出されます。

それから10月11月とテレビ、マスコミ、雑誌でも大きく取り上げられて空前絶後のヒットになりました。

免許書と同じ柄に雌猫のものと雄猫のものが有り、100円のカードが200円でも売れました。その免許書のカードを持っていると銀座のクラブでも持てると言われました。

そして12月になって来年になるとなめ猫パーツⅡが出るから凄いぞと言われていましたが、12月中旬にはバッタ屋さんで投げ売りされる様になりました。

3か月のブームでした。当社はその間で売り上げが2倍になりました。ボーナスは200万円出しました。その年の上場企業のボーナスの平均が48万円でした。(インターネットで調べられる)

もしかして当社のボーナスは日本で一番だったかも?  私には確認の方法が有りません。    ㈱フレックス  大原寛一

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